こんにちは。MOCAブログです。
前回から引き続きJICAとも関係性が高い、SDGsを取り上げて私たちが何ができるかを理解し、行動していけるようにしていきましょう!
SDGsとは何か?をまとめた記事↓↓
MOCAブログ SDGsの行動による10年へ!
目標1:あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる
ターゲットの5つ!!
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1.1 2030年までに、現在1日1.25ドル未満で生活する人々と定義されている極度の貧困
をあらゆる場所で終わらせる。
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1.2 2030年までに、各国定義によるあらゆる次元の貧困状態にある、すべての年齢の男性、
女性、子どもの割合を半減させる。
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1.3 各国において最低限の基準を含む適切な社会保護制度及び対策を実施し、2030年まで
に貧困層及び脆弱層に対し十分な保護を達成する。
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1.4 2030年までに、貧困層及び脆弱層をはじめ、すべての男性及び女性が、基礎的サービ
スへのアクセス、土地及びその他の形態の財産に対する所有権と管理権限、相続財産、
天然資源、適切な新技術、マイクロファイナンスを含む金融サービスに加え、経済的資源についても平等な権利を持つことができるように確保する。
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1.5 2030年までに、貧困層や脆弱な状況にある人々の強靱性(レジリエンス)を構築し、
気候変動に関連する極端な気象現象やその他の経済、社会、環境的ショックや災害に暴露や脆弱性を軽減する。
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1.a あらゆる次元での貧困を終わらせるための計画や政策を実施するべく、後発開発途上国をはじめとする開発途上国に対して適切かつ予測可能な手段を講じるため、開発協力の強化などを通じて、さまざまな供給源からの相当量の資源の動員を確保する。
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1.b 貧困撲滅のための行動への投資拡大を支援するため、国、地域及び国際レベルで、貧困層やジェンダーに配慮した開発戦略に基づいた適正な政策的枠組みを構築する。
引用:我々の世界を変革する:
持続可能な開発のための 2030 アジェンダ
世界における1.25ドルの貧困層の総数は、2015年では7億3500万人:全人口の10%となっています。しかし1990年では18億9500万人:全人口の36%となっており、この25年で各国の経済発展が著しく成長していることを伺えます。
日本の貧困層は??
貧困層とは「相対的貧困層」と呼ばれ、厚生労働省が公表している等価可処分所得の中央値の半分に満たない世帯と定義されています。その相対的貧困層では122万円未満の可処分所得(収入などから税金や社会保障費などを差し引いた金額)の世帯です。2016年の貧困率は15.7%となっており、世界の貧困率と比較すると14番目に高い水準です。7人に一人が貧困ということになり、格差が広がっていることが問題となっています。
国際協力としてJICA海外協力隊が貧困問題改善のためにしてきたことは??
貧困問題に対してコミュニティ開発や青少年活動のみならず、全職業が「現地の人々とともに生活し、異なる文化・習慣に溶け込みながら、草の根レベルで途上国が抱える課題の解決に取り組み」ます。草の根レベルとして、現地の方々とともに知識・技術を向上し、実践の現場で活かせるように活動しています。
JICA海外協力隊OVとしてできることは!?
JICA海外協力隊の経験は、国際社会貢献を日々実現してきたことです。それらは帰国後も変わりません。日本から海外へ支援、NPO法人の立ち上げ、JICA草の根支援、地域おこし協力隊、もちろん青年海外協力協会(JOCA)とも連携し様々な支援や活動を行えます。
それらを利用し、宮城県からも様々な支援を行ってきました。
・JICA東北による2011年8月より開始した東松島市地域復興推進員の派遣(2020年7月終了)
・JOCAと岩沼市「まち・ひと・しごと創生に関する協定」
など帰国後の社会貢献のために、震災後の支援、そして貧困と関連のあるしごと創生やコミュニティ作りなども県内から行っています。
様々な支援方法などはありますが、可能性は無限大に広がっていると思います。
もし情報発信したい内容や記事等ありましたらMOCA連絡フォーム、SNS等からもご連絡頂ければと思います。