2015年8月23日日曜日

「青年海外協力隊OBよ、大志を抱け!」 『協力隊ナビ~青年海外協力隊経験を帰国後どう生かすか?~』を開催しました!

青年海外協力隊OBよ、大志を抱け!



「青年(少年)よ、大志を抱け!」
クラーク博士の有名な言葉です。

「志を立てたなら、まずひとつのことから、思いついたその日から始めるべきである」
こちらは吉田松陰先生の言葉です。

ある協力隊OBは、青年海外協力隊を志した理由を、
「クラーク博士や松陰先生のようになりたいから」
と答えました。

クラーク博士も松陰先生も、どちらも日本の将来を担う人材を育成した人ですが、
どちらも教育に携わった期間は短かかったのです。
しかし、彼らの影響は大変大きなものでした。
協力隊員も、状況にもよりますが、
2年という短い間に現地の人に大きな影響を与えられる存在になる可能性があります。
そんな可能性を秘めた活動を海外でしてきたOBたち・・・
その経験を、帰国後どんな場面で生かしてきたのでしょうか?

仙台市市民活動サポートセンターにおいて、
『協力隊ナビ~青年海外協力隊経験を帰国後どう生かすか?~』を開催しました。
5名の協力隊OBと、2名の一般の方が参加してくれました。

青年海外協力隊のOBは全国に40,000人以上います。
宮城県にもたくさんのOBがいるはずですが、当会で把握しているのは一部にすぎません。
協力隊OBが帰国後何をしているのかは、これから協力隊を目指す人にとっても謎でしょうが、
我々OBにとっても謎なのです。

あるOBは、
「協力隊の活動で身に着けた『適正技術』という考え方が帰国後の仕事で役に立った」
と述べました。

またあるOBは、
「協力隊で日本ではありえない生活をしてきたおかげで、どこへ行っても何をしてでも生きていける自信がついた」
と述べました。

「正直、協力隊経験がどう役立っているのかわからない」
というOBもいます。

実際にこのセミナーを開催してみて、
協力隊OBにとっても、協力隊経験が帰国後どう生かされたか?というのは、
解けそうで解けない数式のようなものだと感じました。
協力隊経験をどう感じるかも、どう生かすかも、人それぞれ。答えは違うのだと。

大切なことは、各々の協力隊OBが大志をもって、
世の中のために自分ができることを実践し、自己実現していくことだと思います。

青年海外協力隊OBよ、大志を抱け!




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