日本エチオピア合作映画『マッキャート』(Macchiato)
映画『クロスロード』の前売り券はお買い求めになりましたか?
巷では結構話題になっているみたいですね。
仙台では、櫻井薬局セントラルホールで11月30日から上映されますよ。
ところで、
協力隊系映画はなにも『クロスロード』だけではありません。
みなさんは『マッキャート』という映画を知っていますか?
日本エチオピア合作で、協力隊員が出演し、撮影なども行ったもののようです。
協力隊の生活をよく表現していると映画だと思います。
題名の「マッキャート」とは、キャラメルマキアートとかの「マキアート」のことです。
コーヒーとクリームの黒(エチオピア人)と白(日本人)が一緒になって素晴らしいものになる、
という意味を込めているのでしょう。エチオピアはコーヒーの原産地ですからね。
それとも、苦いコーヒーからほろ苦い恋をイメージさせる映画なんでしょうかねぇ??
ネタバレになるので、ストーリーにはあまり言及しませんが、
写真をもとに大雑把に解説します。
協力隊員のタロは、ひょんなことからエチオピア人学生のヨナスをメイドとして雇うことになります。
ヨナスの仕事ぶりに対してタロの不満が爆発し、二人は衝突します。文化・習慣の違いから衝突に発展する例です。
まぁでも仲直りして、二人の友情は深まっていきます。
あまりにも仲良くなりすぎて、このまま二人は付き合ってしまうのではないか?!?!
そうなったら面白い展開だな!!と、思って観ていましたが、そうはなりませんでした(笑)
現地の人とこれだけの友情を築けた隊員は幸せ者ですよ。
それにしても、主役を演じている人は隊員だそうですが、
アムハラ語上手ですね!
男二人の友情物語が進行していく傍ら、
男二人・女一人の恋物語も進行していきます。まぁ軽い三角関係ですね。
協力隊員のロミが、病に倒れたヨナスを看病します。恋が始まった瞬間です。
ヨナスはタロに日本語を教わって、ロミの誕生日にサプライズをします。
実はその前、タロはロミにコクったばかりなのでした。
あ、ちなみに、日本語でしゃべっている時はアムハラ語で字幕が出ます。
タロはロミが好きで、ヨナスもロミが好きです。ロミはモテモテですね。
でも、「アタシもうすぐ帰国するんで・・・」みたいな展開になっていきます。
ロミはタロのことは好きじゃないようですが、ヨナスのことは気になって気になって仕方ないようです。でも、そういう恋心を押し殺して帰国してしまうのですね。せつないですね~
ロミの恋はどうなってしまうのでしょうか~??
はい。ということで、とても面白い映画です。
協力隊経験者なら、こんなシーン「あるある!!」っていうのがたくさんあると思います。
途上国での生活・仕事っぷりをうまく表現しているので、
国際協力に関心がある人が観ても参考になると思います。
『クロスロード』もいいですが、
『マッキャート』もかなりいいですよ! オススメです!
12月13日で、当会は40歳になります。
設立40周年になりますので、12月から一年間かけて、
40周年記念イベントを展開していきます。
その中の一つに、『マッキャート』上映会なんて企画もあるかも?!?!?!?!?