2025年10月14日火曜日

ペルー・シカン国立博物館で「日本の災害展」開催

〜東日本大震災と広島から学ぶ防災の知恵〜 相原淳一さん(2024‐2次隊/学芸員) が企画・監修した展示 「日本の災害展(Exposición sobre los Desastres en Japón)」が、ペルーのシカン国立博物館(Museo Nacional de Sicán) にて開催されています。 本展示では、「災害から学び、未来へつなぐ」 をテーマに、 広島の原爆(1945年)による人為的災害 東日本大震災(2011年)による自然災害 の2つの出来事を中心に、災害の歴史とその教訓を紹介しています。 特に、東日本大震災では宮城県・志津川の被災状況をパネルで伝え、1960年チリ地震津波による被害にも触れています。 展示を通じて、災害に立ち向かう日本の地域社会の姿を現地の方々に知っていただくとともに、「過去から学ぶ防災文化」の大切さを発信しています。 🗓 開催概要 期間:2025年10月7日(火)〜11月9日(日) 時間:9:00〜17:00(火〜日曜) 入場料:無料 会場:Museo Nacional de Sicán(ペルー・ランバイエケ州) 主催:シカン国立博物館 企画・協力:JICAボランティア/相原淳一 氏(考古学・文化財) 🎤 関連イベント 開会式:10月7日(火)14:30〜 講演会①:10月21日(火)14:30〜  「気候危機へのシカン文化の対応」など 講演会②:11月4日(火)14:30〜  「日本とペルーの文化財協力」など 相原さんは、「災害は文化を変える力を持つ。日本とペルーの災害の歴史を重ね合わせ、未来への学びにしたい」と語っています。 東日本大震災の被災地・宮城の経験が、海を越えてペルーで共有されていることは、私たちにとっても大きな誇りです。 国際協力を通じて広がる“つながり”の形を、ぜひ感じてください。

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